【平日更新】筑豊のフリーペーパー CHIKUSKI**のチクスキ編集部が日々綴るブログ

叱られる力についてのお話

おはようございます。


早くスケスケの春服が着たいですねー。

 

 


5年前くらいまでは、薄着のさんとーで定評アリだったのですが

 


俄然薄着でカタカタ震える年齢になってしまいました。

 


真冬でも、ペラペラのロンTにただのカーディガン1枚で過ごしていたあの頃が嘘のよう。

 

 

 

 

 

 

 

 


毎月生活場所が月の前半と後半で違うので、図書館で借りた本が


2週間弱で読み終われない事が最近の悩み。(悩みまでない)

 

 

 


なんせ寝かしつけのつもりでベッドINしただけで朝…

 


という事で、重めの小説ばかり手を出していましたが

 


あまり読まなかったエッセイに手を出してみよう!という事で。

 


阿川佐和子さんの「叱られる力 聞く力2」を3日間ほどで読了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そもそもベストセラーになった「聞く力」すら手をつけていないんですが

 


率直に言って、とても良かった。

 


話し口調でテーマ別に書かれている事もあり、読みやすさもめくる手の拍車をかけるかける。

 

 

 

ざっくりまとめると、若者は叱られなれてないが故に、少し叱っただけで

 


狼に狙われた赤ずきんのように震えあがる。辞表を出す。

 


「叱られる力」を身につけてほしい、という業界の30代後半以上の方々の意見から

 


上記についてまとめる事になったそうなんですが。

 

 


特に印象に残ったのは、『私、人見知りなんです』は甘え。のカテゴリー。

 

 


その一言を言っておいて、人と接する事での傷つきたくない防波堤を作るなと。

 

 


誰だって見知らぬ人とのおしゃべりは気を遣うし、苦手だなと思う人とは会いたくない。

 

 


でも仕事において、人見知りだから嫌です。なんて言えない。

 

 


人見知りなんです、以後なにか失礼な事があってもお見知りおきを、というのは

 

 


社会においてのルール違反だと。

 

 

 

ほほぉ。叱られる力を読みながら、少し叱られている気分にもなる本なですけどね。

 

 


なんせ三十路の私ですら、全く叱られ慣れしていないので

少しキツイ事言われただけで、いい歳してすぐ泣きます。わんわんと。

 

 

 


叱られるうちが花、なんて百も承知なんですけどねー。

 

でも、やっぱり叱られた事って確かに鮮明に自分の中に残ってますよね。

 

それが怒られた人の言い方一つで、ココロにストンと落ちたり

 

はぁ?ってなったり忙しいんですけど。笑

 

 

昔、というかチクスキに入ったばかりの頃、先輩にくっついて

 

営業や撮影のアシスタントなど周ってた時期がありまして。

 

その時私大学を卒業したばかりで、22歳くらいですかね。

 

 


今の20代前半の子もそうと思いますが、「やばい」が口癖で。

 

 

先方相手に「それやばいですね」とか、美味しそう!って言えばいいところを

 

「やばーい!」てな具合で。(今もノリ的には変わってないかもですけど)

 

そんな私に、いつも優しい先輩がキリっとした雰囲気で

 

「やばい、っていう言葉は仕事ではあまり使わないほうがいいね」

 

って教えてくれて。

 

あまり多くは語らず、そっと諭すように教えてくれて。

 

その時、ココロにストン!と落ちました。

 

今思っても、単純に言葉として美しくなかったなぁと。(仕事においてはね)

 

 

 

 

 

 

 


アガワさんの「叱られる力」にも、ストンと落ちる言い方がある、と。

 

 

「キミ、お箸の持ち場所がエレガントでないね。」と言われた事についてまとめたカテゴリーがあって。

 

大人になってお箸の持ち方などを指摘されるのは恥ずかしい事でもあるけれど

 

 

その“エレガント”というキーワードに救われたと。

 

 

なんか分かるなーと。

 

 


言葉の使い方一つなんですよね〜

 

 

 

 

「叱られる力」は「叱る力」についても書いていて。

 

強靭的な精神を持っていそうな上司でも、叱り慣れていない人が多く

 

部下を叱るたびに、手がふるえる、動悸がとまらない、など

 

みんな叱り・叱られ慣れてないって話です。

 

怒りと叱るは、違うとも。

 

 

 

 

 

 

私もムスメのお饅頭が2才児らしく、言うことを全く聞いてくれないシーンが

 

多くなってきたので、怒ると叱るの絶妙な所はちんぷんかんぷんです。

 

自分の情緒で言う事も変わってきますし。笑

 

 

 

 

 

 

 


日々思うことは、人間が人間を育てるって難しいなぁと。

 


言えるような人間力もないし、人を叱れるほどの器もないけど

 

育てなければいけないというマストな状況があるからこそ

 

こちらも相乗効果で育てられるんでしょうけどねー。

 

 

 

 

 

 

取材力や、人から面白い話を引き出す力についても諸々と書かれていて

 

1000人以上取材されてきたからこそ、解る事だなーと。

 

 

4月は阿川佐和子さんの本を読みあらしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 


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